中村 順平 （なかむら じゅんぺい） 1887～1977年

中村順平（1887/1977）は、名古屋高等工業学校の第３回の卒業生（明治４３年卒業）で、天王寺高校から、名工大（名古屋高等工業高校）鈴木禎次先生の指導を受けた。
住友の野口孫一が建築した大阪府立図書館に通った。
1９０４年に竣工した、その建築からも影響を受けた。
建築を工学的、経済的だけでなく芸術面からも高めた。
建築芸術論を記した。
東京の曾禰・中條建築事務所に就職し、パリのエコール・デ・ボザールで学び 横浜高等工業学校の教授となった。
都市計画、建築の内装、客船の船内装飾、建築内外壁面彫刻等手がけた。
如水会館の設計や、横浜国大の建築学科を創設した。

塔のスケッチ

大阪府立図書館