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支部長挨拶

名古屋工業会大阪支部 支部長 堀口大輔私は、このたび2022年(令和4年)10月1日(土)の大阪支部総会において、皆様のご推薦により支部長を拝命いたしました。
前支部長と同様に、『より多くの卒業生が気楽に参加し、喜び・楽しみ・役立つ支部つくり』を目指します。

2019年末からのコロナ禍を振り返ると、2019年12月1日、新型コロナ感染症の最初の患者が中国の武漢で原因不明の肺炎を発症、2020年3月11日、WHOは新型コロナ感染症の正式名称をcoronavirus disease 19(COVID-19)と定め、パンデミックを宣言しました。以降、日本においては、繰返し、緊急事態宣言が各都道府県で発令され、まん延防止等重点措置が発出されました。

2020年3月から6月までの、支部活動ができない状態となりました。感染状況の動向により、野外行事は行うことができました。2020年7月以降Web会議の環境を整え、役員会等の会議、支部交流サロン、技術士部会を開催しています。2020〜2022年の支部総会を、コロナ禍により会場とWeb会議のハイブリット形式により開催いたしました。

こうした中で、より多くの方々に参加して頂きたいと考えております。同窓生の動向や業績などもわかり、自己啓発につながり人脈が広がります。
具体的には、従来からの支部運営の3つの方針
「① 支部・単科会の枠を超えた横断的な支部活動の充実、若手の会の推進」
「② 会員メリットの推進」
「③ 地方部会の独立した運営」
これらを踏まえて、次の3つの目標を掲げて活動いたします。

目標①  見学会、歴史探訪会、囲碁、魚釣りなどの支部行事では、会員だけでなく家族・友人・知人も気楽に参加が出来る、より魅力ある支部活動にいたします。何よりも若い参加者を満足させる内容を工夫します。

目標②  単科会および各地方部会(大阪から遠隔地域の滋賀・京都・奈良・ 和歌山県単位の活動)を毎年開催します。その為に、情報伝達ルート (名簿、メールアドレスリスト)を整備します。各単科会でルートやクラス会単位でのルートを活用します。フェイスブックなどのSNSの活用を試みます。

目標③  将来へ向けてより多くの方や、特に若手や女性の参加がしやすく、若手女性部会を中心とした、 情報収集・発信のやり方についても検討いたします。名古屋工業会の目的の 一つは母校の誇りを守り伝える事です。多方面で「倦まず弛まず努力」され、生き生きと輝き活躍する同窓生の情報を知る機会も作ります。

1つ目の目標である大阪支部の行事は、コロナ禍以前は、年2回開催の見学会・歴史探訪会、年4回開催で300回を重ねる工大会ゴルフ、毎月集まる碁楽会、年1回開催の須磨海釣り公園での魚釣り会など魅力あふれる内容となっていました。
しかし、碁楽会は、コロナ感染対策により中央電気倶楽部の囲碁部屋が使用できなくなり、現在、ネット囲碁対局の会員募集中です。従来の対面囲碁の会はコロナウイルス感染が沈静化し、囲碁室使用が可能となったら再開の予定です。
魚釣りの会では、今まで利用していた須磨海づり公園2018年8月の台風で大きな被害を受け無期休園となり、平磯海づり公園での開催を予定しましたがコロナ感染対策により入場制限があり、開催を断念。他団体同好会の企画に相乗りし、沖合生簀での釣り大会を企画しています。
単科会との共催の見学会も、見学先もコロナ感染対策により、受け入れ不可となり中止、延期となっておりましたが、2022年12月に支部・名晶会共催の見学会を開催します。
支部の行事を工夫して開催できるようにしています。

次に、2つ目の目標である単科会および地方部会については、毎年全ての単科会・地方部会を開催し、より多くの卒業生が集う場として広げます。
そのために、バラエティに富んだ内容を検討するとともに情報伝達ルート(名簿、特にメールアドレスリスト)の整備を進めます。情報伝達ルートの基本は、各単科の会員名簿の整備です。一人の人に任せるのではなく、単科のクラス会単位の名簿を整備し、それを各単科でまとめて管理活用して頂くのが効率的と思います。
コロナ禍の中、各単科会には、活動支援金を給付し、Web会議システムの使用を奨励しました。光鯱会、関西CE会、電影会、巴会、名晶会では、Web会議、ハイブリッド会議で、勉強会、支部総会などを開催してきました。今後も、より参加しやすい形態を工夫します。

そして、3つ目は将来に向けての名古屋工業会大阪支部の組織の検討です。
母校は5学科に再編され、現在活動の基本単位になっている単科会の枠組みでは、若い方にはなじめなくなっています。2016年以降卒業される方は、殆ど終身会員で、大阪支部の会員も、669名となりました。コロナ禍によりWeb会議による交流サロンの開催を進めるなか、新たな卒業生の参加者が増えつつあります。連絡ルートを広げる手法として活用し、合わせてSNSの活用を進めます。

以上のような、新たな目標のもとに支部役員一同さらに頑張って行きます。
皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

(一社)名古屋工業会
大阪支部
支部長 堀口大輔